このたび公益財団法人JKAから令和4年度競輪補助金の交付を受けて、下記の事業を完了致しました。
１．事業の目的
当施設では、通所介護事業や短期入所生活介護事業等の利用者様の送迎を行っていますが、昨今の新型コロナウィルス感染症により、ソーシャルディスタンスの確保等「新しい生活様式」が求められるようになりました。また、使用していた車両の経年劣化等もあり、早急な車両整備が必要な状況でした。
福祉車両の整備を行う事で、ソーシャルディスタンスを確保した上でより多くの方の送迎が可能となり、介護者の負担軽減も含め、地域福祉への貢献を図ることができる施設、地域福祉の核となる施設として、社会福祉の増進に寄与することを目的としました。
２．実施内容
移送車２ 車椅子仕様 スロープ式 （トヨタ ウェルキャブシリーズ ノア）
広い空間のある８人乗りの車両なので、ソーシャルディスタンスも保ちつつ乗車することができる様になりました。
また、福祉仕様の車両を導入したことにより、乗降用のグリップ・ステップ等がしっかりとあり、利用者様が安心して乗車することができる様になりました。
３．予想される事業実施効果
新型コロナウィルス感染症が終息した暁には、利用者様の送迎に加えて外出行事などでの活用も考えられ、利用者様のＱＯＬ（Quality of life:生活の質）を高めることができるかと思います。
また、車いすのまま乗車できる仕様となっているため、送迎の幅が広がり、より多くの利用者様のニーズに応えることができるようになると考えられます。
ここに事業完了のご報告を申し上げますと共に、公益財団法人ＪＫＡをはじめ、ご協力を賜りました関係者の皆様に謹んで感謝の意を表します。